木を植えた人 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
たった一人で希望の実を植え続け、荒れ地から森を蘇えらせた孤高の人。ひたすら無私に、しかも何の見返りも求めず、荘厳ともいえるこの仕事を成しとげた老農夫、エルゼアール・ブフィエの高潔な魂が、読む人の胸をうつ。
海に住む少女 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
■海に浮かぶ不思議な町の少女……透きとおっていく、遥かな物語集
「フランス版・宮沢賢治」ともいえる、幻想的な詩人・小説家の、短編ベスト・コレクション。悲しみでも苦しみでもない、切ない気持ちで胸がいっぱいになり、涙がこぼれそうになる。(訳者)
内容(「BOOK」データベースより)
「海に住む少女」の大海原に浮かんでは消える町。「飼葉桶を囲む牛とロバ」では、イエス誕生に立ち合った牛の、美しい自己犠牲が語られる。不条理な世界のなかで必死に生きるものたちが生み出した、ユニークな短編の数々。時代が変わり、国が違っても、ひとの寂しさは変わらない。
水晶栓―ルパン傑作集〈6〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
無実の罪で死刑を宣告された子分の命を救うため、アルセーヌ・ルパンが立ち上がった!事件のカギを握るのは、代議士ドーブレックの別荘から盗み出した、金色に輝く“水晶栓”。そこへ、かの「パナマ運河事件」を思わせる疑獄事件と、美女クラリスをめぐる恋の恨みが複雑に絡み合い、代議士の策謀が天才怪盗を翻弄する。スリルの果ての逆転劇があざやかな、ルパン、生涯最大の難事件。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ルブラン,モーリス
1864‐1941。フランスの推理作家。ルーアン生れ。小説家としての長い不遇の時代の後、40歳の時、友人の「とびきり面白い冒険小説を」という依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が大評判となり、以後「ルパン」シリーズは56編、国民の熱狂的支持により、作者の死まで書きつがれた。ルパンの作者としてレジヨン・ドヌール勲章を受章
堀口 大学
1892‐1981。東京・本郷生れ。詩人、仏文学者。慶応義塾大学を中退し、10数年間外国で暮す。『月光とピエロ』に始まる創作詩作や、訳詩集『月下の一群』等の名翻訳により、昭和の詩壇、文壇に多大な影響を与えた。’79年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
チボー家の人々 (10) (新書)
出版社/著者からの内容紹介
【全巻内容】
1 灰色のノート/2 少年園/3 美しい季節1/4 美しい季節2/5 診察/6 ラ・ソレリーナ/7 父の死/8 一九一四年夏1/9 一九一四年夏2/10 一九一四年夏3/11 一九一四年夏4/12 エピローグ1/13 エピローグ2
ちいさな王子 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
気鋭のフランス文学者・野崎歓による意欲的な新訳。すでに10種を超える翻訳が試みられた作品だが、新訳ではタイトルをあえて原題に忠実に「ちいさな王子」とする。おとぎ話調、童話調を捨て、作品本来の、飾り気のない乾いた文体を採用した。作家・サン=テグジュペリの温もりある言葉が心に届き、王子との「別れ」を鮮烈に描き出すことに成功。大人に贈るたいせつな物語。本当の王子にやっと出会える。
内容(「BOOK」データベースより)
砂漠に不時着した飛行士の「ぼく」。その前に突然現れた不思議な少年。ヒツジの絵を描いてとせがまれたぼくは、ちいさな星からやってきた王子と友人になる。王子の言葉は、ずっと忘れていた、たくさんのことを思い出させてくれた。「目ではなにも見えないんだ。心でさがさなくちゃ」。
夜間飛行 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
冷厳な態度で郵便飛行事業の完成をめざす支配人リヴィエールと、パタゴニアのサイクロンと格闘する飛行士ファビアン、それぞれの一夜を追いながら、緊迫した雰囲気のなかで夜間の郵便飛行開拓時代の叙事詩的神話を描いた本書は、『星の王子さま』とならんで、サン=テグジュペリの名を世界中に知らしめた代表作である。南米ブエノス・アイレスの地に、主人公と同様、郵便飛行の支配人として赴任していた時期に執筆され、1931年度のフェミナ賞に輝いた。
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
ペギー・スー〈4〉魔法にかけられた動物園 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
待望の文庫第4弾!痛快度ますますパワーアップ
砂の恋人セバスチャンの魔法をとくため、世界一きれいな水の湖がある町にやってきたペギーたち。しかしそこは、まるで奇妙な怪物たちの動物園。宇宙から呼び寄せた動物たちが反乱し、ついに町を乗っ取りはじめる?!
内容(「BOOK」データベースより)
ついに悪のお化けを滅ぼしたペギーは、砂の魔法をかけられた恋人セバスチャンを救うため、世界一きれいな水の街アクアリアにやってきた。しかしそこはまるで、奇妙な怪物たちの動物園。巨大な蛇、石を噴く宇宙クジラ、家を焼くドラゴン、生きた携帯電話…宇宙からやってきた彼らは、どうやら地球征服を狙っているらしい!?ペギーと相棒・青い犬の新たな対決がはじまる!待望の文庫第四弾。
マダム・エドワルダ―バタイユ作品集 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
これまでに出逢ったどんな娼婦とも違うマダム・エドワルダ。彼女に導かれ、陶酔と死とが絡み合った美の瞬間が繰り広げられる…。エロティシズムの極限を描く啓示的な一夜の物語。(生田耕作)
プチ・ニコラ〈4〉―ニコラと仲間たち (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
いつもなにかを食べている太っちょのアルセスト腕っぷしがつよくてなぐりあいが大好きなユード…おなじみニコラのわんぱく仲間たちがくりひろげる笑いの連弾。小学上級以上向。
心臓抜き (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
過去を持たず、空虚な存在として生まれた精神科医ジャックモール。その精神分析は、他者の欲望・願望を吸収して自己を満たすために施される…本書は、軽みとペシミズムが同居するいつもながらのヴィアン風味を保ちながらも、後者により比重のかかった著者最後の長篇小説である。ジャックモールのうつろで行き場のない姿を、発表後50年経った現在を生きる若者に重ね合わせてみるのも、決して無謀な試みとは言えないだろう。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ヴィアン,ボリス
パリ郊外生まれ。39歳の若さで死ぬまで、作家、詩人、画家、劇作家、俳優、歌手、ジャズ・トランペッターなど20以上もの分野で旺盛な活躍をみせたマルチ・アーティスト
滝田 文彦
1930年生、東京大学文学部。仏文科卒、フランス文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)