アラーの神にもいわれはない―ある西アフリカ少年兵の物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
リベリア・シエラレオネ内戦の惨劇、チャイルド・ソルジャーの生きる痛ましい現実を闘うグリオが破格の文体をもって告発する2000年度ルノドー賞、高校生のゴンクール賞受賞作。
内容(「MARC」データベースより)
冷戦後アフリカの最悪の紛争、リベリア・シエラレオネ両国の内戦の惨劇、チャイルドソルジャーの生きる痛ましい現実を、闘うグリオが破格の文体をもって告発する。2000年ルノドー賞、高校生のゴンクール受賞作。
新ジュスティーヌ (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
身も心も美徳に捧げ、美徳のために生きようとしたがために、悲惨な出来事に次次と遭遇し、不幸な結末をむかえる美少女ジュスティーヌ。悪徳に生きた姉ジュリエットの物語と対をなすこのジュスティーヌの物語には、三つの異本が存在するが、本書はその最後の稿にあたり、決定版ともいえるものである。より客観的な手法で、人間の根源的残酷さを描き尽し、思想の深まりを示すサド後期の傑作。
失われた時を求めて〈2〉第一篇 スワン家の方へ〈2〉 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
人生の深淵、官能の極み??世界文学の記念碑。
ある冬の日に紅茶にひたしたマドレーヌとともに、「無意志的記憶」によって蘇る全コンブレー(第一巻)。語り手が生まれる前後に起こったスワンとオデットの恋、その娘への語り手の恋(第二巻)。
内容(「BOOK」データベースより)
語り手が生まれる前後に起こったスワンの恋の物語。ブルジョワ階級のヴェルデュラン夫人のサロンが舞台。スワンは、高級娼婦オデットに関心を持ち、彼女の通うこのサロンにやってくるようになる。やがて二人のあいだに好意が目ざめ、スワンはオデットを通して、恋の喜びや嫉妬を経験する(第一篇第二部)。二人は結婚し、ジルベルトという娘が生まれている。語り手はシャンゼリゼ公園の遊び仲間として彼女を知り、夢中で幼い恋をささげる(第一篇第三部)。
タラ・ダンカン〈3〉魔法の王杖〈下〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
マジスターの罠にかかった女帝にかわり、帝国軍を率いて国を守る立場に立たされた14歳のタラ。自分の立場をうらめしく思うタラを、仲間たちが支える。ロバンの恋、ファブリスの思い、そして、カルやモワノーまでも…青春まっただなかの初々しい恋たち。そんな恋心をかかえながら、彼らはマジスターとの激烈な戦いに突入していくのだった!初恋と友情のファンタジー。
内容(「MARC」データベースより)
「タラ、わすれないで! ぼくが君を守りぬくってことを!」 激しい戦いにまきこまれたタラ。ロバンは恋する気持ちを必死で伝えた! フランスで人気のファンタジーシリーズ第3弾。
ペスト (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カミュ
1913‐1960。アルジェリア生れ。フランス人入植者の父が幼時に戦死、不自由な子供時代を送る。高等中学の師の影響で文学に目覚める。アルジェ大学卒業後、新聞記者となり、第2次大戦時は反戦記事を書き活躍。またアマチュア劇団の活動に情熱を注ぐ。1942年『異邦人』が絶賛され、『ペスト』『カリギュラ』等で地位を固めるが、’51年『反抗的人間』を巡りサルトルと論争し、次第に孤立。以後、持病の肺病と闘いつつ、『転落』等を発表。’57年ノーベル文学賞受賞。交通事故で死去
宮崎 嶺雄
1908‐1980。東京生れ。東京帝大心理学科中退。岸田国士に師事、バルザック、サンド、メリメ、カミュ等、多くの仏文学を翻訳紹介。’41年、フランス文学賞受賞。戦後創元社編集長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
タラ・ダンカン 呪われた禁書 下 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「私、もう不可能って言葉に、立ち止まらないことにしたわ!」絶望の涙をぬぐおうともせず、タラは傷ついた体で立ちあがった!フランスNo.1ファンタジー『タラ・ダンカンシリーズ』熱血の第2弾。
内容(「MARC」データベースより)
「私、もう不可能って言葉に、立ち止まらないことにしたわ!」 絶望の涙をぬぐおうともせず、タラは傷ついた体で立ち上がった。フランスで人気のファンタジー「タラ・ダンカンシリーズ」熱血の第2弾。
タラ・ダンカン 若き魔術師たち(下) (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
煉獄で悪魔に呪いをかけられ、ボロボロになったタラは、治療を受けるため、オモワ帝国へ向かった。はたしてタラは完全に治るのだろうか…。オモワ帝国での魔術の発表会。つぎつぎと行方不明になる子どもたち。戦いに疲れたタラは、ついにサングラーヴの要塞に捕まってしまった。タラと六人の仲間たちの命をかけた脱出がはじまった!フランスNo.1ファンタジー。
内容(「MARC」データベースより)
「仲間が危なくなるなら、私がサングラーヴに捕まる!」 怒りと共に強くなるタラの魔術。悪魔との壮絶な戦い! 強い絆で結ばれたタラと6人の仲間たちが、勇気と友情を持って闇の一族に立ち向かう壮大なファンタジー。
みどりのゆび (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
裕福に暮らすチト少年.お父さんが兵器を作る人だったことを知り,驚きます.じぶんが不思議な〈みどりのゆび〉をもっていることに気づいた少年は,町じゅうに花を咲かせます.チトってだれ?
内容(「BOOK」データベースより)
裕福に暮らすチト少年は、お父さんが兵器を作る人だったことを知り、驚きました。じぶんが不思議な(みどりのゆび)をもっていることに気づいた少年は、町じゅうに花を咲かせます。チトって、だれだったのでしょう?小学4・5年以上。
愛人(ラマン) (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
18歳でわたしは年老いた―。あの青年と出会ったのは、靄にけむる暑い光のなか、メコン河の渡し船のうえだった。すべてが、死ぬほどの欲情と悦楽の物語が、そのときからはじまった…。仏領インドシナを舞台に、15歳のときの、金持の中国人青年との最初の性愛経験を語った自伝的作品。センセーションをまきおこし、フランスで150万部のベストセラー。J・J・アノー監督による映画化。
失われた時を求めて〈4〉第二篇 花咲く乙女たちのかげに〈2〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
アルベルチーヌと出会った「私」。
病身の「私」は祖母の付き添いで保養地バルベックに初めて滞在。浜辺に群れるカモメにも似た美少女たちのグループ「花咲く乙女たち」。その一人、アルベルチーヌが、「私」の人生のヒロインに…。
内容(「BOOK」データベースより)
ノルマンディ海岸バルベック、そこにはじめて赴いたときの語り手の幻滅と発見。「ゲルマントの方」の人物、ヴィルパリジ侯爵夫人やサン=ルー、シャルリュス男爵などが登場してくる。また、画家エルスチールのアトリエを訪ねた語り手は、普通に人が考えている現実とはまるで違った独創的な芸術家の表現する真実に惹かれる。そして画家の紹介で、「花咲く乙女たち」と知合いになり、そのなかのアルベルチーヌに心が傾いてゆく(第二篇第二部・続)。