ポトマック―渋澤龍彦コレクション 河出文庫 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
ジャン・コクトーの実質的な処女作であり、二○代の澁澤龍彦が最も愛して翻訳した《青春の書》。軽やかで哀しい《怪物》たちのスラップスティック・コメディ。コクトーによる魅力的なデッサンを多数収録。
内容(「BOOK」データベースより)
ロマネスクな筋や構成を全く無視して、全篇を一種の散文詩、寓話、アネクドット、対話、アフォリズムのようなものから成り立たしめているのが、この変ったスタイルの小説『ポトマック』の第一の特徴であろう。さらに本文と同時に描かれた、六十四のデッサンがこれに加わって、この風変りな小説はいよいよユニークなものとなる。
失われた時を求めて〈7〉第四篇 ソドムとゴモラ〈2〉 (文庫)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
プルースト,マルセル
1871年7月10日、当時のパリ郊外オートゥイユに生まれる。1922年11月18日、パリで死ぬ
井上 究一郎
1909年9月14日、大阪府に生まれる。東京大学名誉教授。1999年1月23日、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
レ・ミゼラブル〈中〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
いまは亡きファンチーヌの忘れ形見コゼットを命がけで探し求め、テナルディエ夫婦のところからひきとったジャン。ジャンにひきとられ、ひっそりと修道院で暮らすうちに、いつかしらファンチーヌにもまして美しく成長したコゼット。富裕な祖父の家を飛びだし、自由を求める仲間たちと貧乏ながら活気ある生活をおくるマリユス。マリユスは公園でコゼットとであい、名も知らぬまま恋におちてしまう。『ああ無情』として、あまりにも有名なユーゴーの大作『レ・ミゼラブル』。この作品の主人公は一人ではありません。貧困と大幸のどん底で、悲惨な境遇に屈することなく、懸命に生きた人びとすべてが主人公です。小学上級以上向。
内容(「MARC」データベースより)
ジャン=ヴァルジャン、コゼット、ファンチーヌ。「ああ無情」としてあまりに有名なユーゴーの大作「レ・ミゼラブル」の主人公は1人ではありません。貧困と不幸のどん底で屈することなく、懸命に生きた人びとすべてが主人公なのです。
アモス・ダラゴン〈8〉ペガサスの国 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
ようやく地上に戻ったアモスは、“イカロスの民”の少女、アエリグと出会う。ふたりはたちまち恋に落ちるが、彼女にはある秘密があった…。その頃ベリオンには刺客が現れ、ユプスグランのロリアはとんでもないものを見つけてしまう。不穏になってゆく世界で、仲間たちは再び会えるのか?機知と勇気と友情の大冒険ファンタジー!!
内容(「BOOK」データベースより)
ようやく地上に戻ったアモスは、“イカロスの民”の少女、アエリグと出会う。ふたりはたちまち恋に落ちるが、彼女にはある秘密があった…。その頃ベリオンには刺客が現れ、ユプスグランのロリアはとんでもないものを見つけてしまう。不穏になってゆく世界で、仲間たちは再び会えるのか?機知と勇気と友情の大冒険ファンタジー。
モンテ・クリスト伯 (上) (単行本(ソフトカバー))
出版社/著者からの内容紹介
陰謀によって結婚直前に牢獄に囚われの身となった青年エドモン.14年後脱獄した彼は,モンテ・クリスト伯となって,次々と復讐をとげていった….正義と愛にあふれる壮大なロマン.
内容(「MARC」データベースより)
新しい船長として将来を期待される青年エドモン・ダンテスは、披露宴の席上で突然逮捕され、投獄される。囚人の神父の導きで教養を身につけたダンテスは、脱獄しモンテ・クリスト伯と名乗り復讐を開始する…。〈ソフトカバー〉
悪徳の栄え〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
美徳を信じたがゆえに悲惨な運命にみまわれ不幸な人生を送るジュスティーヌの物語と対をなす、姉ジュリエットの物語。妹とは逆に、悪の哲学を信じ、残虐非道のかぎりを尽しながら、さまざまな悪の遍歴をかさね、不可思議な出来事に遭遇するジュリエットの波爛万丈の人生を物語るこの長大な作品は、サドの代表作として知られ、サドの思想が最も鮮明に表現された傑作として知られる。
チボー家の人々 (8) (新書)
出版社/著者からの内容紹介
【全巻内容】
1 灰色のノート/2 少年園/3 美しい季節1/4 美しい季節2/5 診察/6 ラ・ソレリーナ/7 父の死/8 一九一四年夏1/9 一九一四年夏2/10 一九一四年夏3/11 一九一四年夏4/12 エピローグ1/13 エピローグ2
小さな王子さま (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
「わたしはどこの者か? わたしは子ども時代の者だ」『夜間飛行』『人間の大地』などの作品で国内外で高い評価を受けた、サン=テグジュペリ。彼が唯一、子どもたちに向けて書いたのが『小さな王子さま』である。
ナチスドイツのフランス侵攻に際し、苦渋の選択の結果、サン=テグジュペリはアメリカへ亡命した。母国に、無事を気遣う多くの人びとを残して。なかでも、もっとも心を痛めたのは、ユダヤ系で年長の親友、レオン・ヴェルトの安否だった。『小さな王子さま』は、この親友へ捧げて、1942年の夏にアメリカで書かれた。数年前からカフェのナプキンや紙切れの上に繰り返し現われた、不思議な服を着た子ども「小さな王子さま」を、「機械工のような正確な手つきで子ども用の小さな絵筆を熱心に動かし、はみ出ないようにと舌先をのぞかせ」ながら描き、友への思いをこめて執筆されたこの宝石のような物語をのこして、サン=テグジュペリは、北アフリカの戦列に復帰。翌年、この、子ども時代の国に棲みつづけていた作家は、偵察飛行中に、地中海上空で消息を絶った。
〈心で見なくちゃよく見えない。大切なことは目には見えないんだよ〉〈きみのバラをそんなにも大切なものにしたのは、きみがきみのバラのためにかけた時間だ〉〈きみは自分が飼いならしたものに永遠に責任を負うことになる〉 サン=テグジュペリの小説世界を品格ある日本語で届けてきた山崎庸一郎による翻訳に、物語にかくされた秘密を読み解く丁寧な読みのヒントを、図版入りの註として付す。
内容(「BOOK」データベースより)
「心で見なくちゃよく見えない。大切なことは目には見えないんだよ」サン=テグジュペリの小説世界を品格ある日本語で届けてきた山崎庸一郎による翻訳に、物語にかくされた秘密を読み解くヒントを、図版入りの註として付した。
家なき娘〈上〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
フランス人を父に、インド人を母に持つ少女ペリーヌ。インドからやっとの思いで、フランスにたどりついたとき、すでに父は亡く、母もパリで力尽きてしまう。一人ぼっちになったペリーヌは、父の話をたよりに、母の教えを胸に、父の故郷マロクールにむかう。はたして、祖父はペリーヌをむかえいれてくれるだろうか。ペリーヌの父は、結婚が原因で勘当されていた…。「家なき子」で有名な十九世紀フランスの文学者エクトール・マロの傑作。聡明な少女が困難をのりこえ、幸せを得るまでの物語。小学上級以上向。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
二宮 フサ
1926年東京に生まれる。東京大学文学部仏文科卒業。17世紀フランス文学専攻。東京女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ペギー・スー(3) 幸福を運ぶ魔法の蝶 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
通称“魔女”のおばあちゃんの住む不思議な村にやってきたペギー・スー。そこには四百年も生きた巨大な蝶が舞い、世界一の幸せを運んでくるという伝説があった。しかし最近、雲に潜む何者かの攻撃で蝶が弱り果て、村には不幸つづきらしい。村を救う旅に出たペギーは、幸福の蝶を追って空から地底の隠れ家へ―。次々と現れる敵に、ペギー&青い犬が大奮闘!そしてついに、お化けとの最終戦争も!?スペクタクルな第三弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ブリュソロ,セルジュ
1951年パリ生まれ。SF、ファンタジー、推理、冒険、歴史などありとあらゆるジャンルで小説を書きこなし、フランスのスティーヴン・キングと称されるほど本国では大御所の作家。著作は過去140作近くにのぼり、ベストセラー作品は数知れない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)